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Pillows Hotel Brussels

Belgium

ベルギー ブリュッセルの中心地にあるPillows Hotel。ヨーロッパの重厚感ある外観が美しく、入る前から期待に心がはずむ。そもそも、Pillows(枕)をホテル名にしてしまう潔さが面白い。
エントランスをくぐると、ダイニングと広いフリースペースがある。その一角に少し大きめの丸テーブルがあり、そこでチェックインをする。いわゆるレセプションが無いところに心地よさを感じる。スタッフの程よく肩肘張らないフレンドリーな対応も、また雰囲気に合っている。

部屋はマンションの一室の様な間取りになっており、通路を挟んでバスルームと居室部分に分かれている。広場に面した居室は、内壁を挟んでリビングとベッドルームに区切られている。リビング側の内装は、ベルギーらしい落ち着いたグリーンとグレー色でまとめられている。対してベッドルームは黒を基調とし、二つの空間の違いが色でも表現されているのがおしゃれ。

シンプルな空間の中で、唯一シェード型の黒いランプがアクセントになっている。ベッドサイドとしては少し明るすぎる気もしたが、造形的には可愛らしい。天井のライトは小ぶりなダウンライトが少しついているだけ。全体的に低めの照度なのが居心地よい。

バスルームは、あ!っと声の出るほどの可愛さ。細長い空間を、シャワーブース・洗面・バスタブゾーンに分けてうまく配置している。海外は日本流の洗い場がないので、この様なスタイリッシュな空間を作りやすい。
シャワーブースは奥行きを取り、ガラス扉やカーテンを不要としているので解放感がある。可愛いらしい床出し水栓があるバスタブは置いているだけで絵になる。
アメニティー一式は、Pillows Hotelのオリジナル。シャンプーとリンスは大き目に用意されていたので、旅の記念に持って帰れるのも嬉しい。
後日気が付いたのだが、こちらのホテルはショッピングサイトも運営しており、アメニティーや部屋の備品のほか、その名の通りピロー(枕)を販売している。

美味しいレストランが多いブリュッセルでは、今回はホテルのレストランを利用することが無かったが、オープンキッチンでエントランスを入ってすぐの場所にあるので、とても入りやすい雰囲気だった。用途によって空間を分けないのは、人々のオープンさを表しているように感じた。

重厚感あるヨーロッパの外観
ダイニングのあるエントランス
チェックインをする一角のテーブル
落ち着いたグリーンとグレー色のリビング
リビングからベッドルームを望む
奥行きのあるシャワースペース
ホテルオリジナルのアメニティ
Place
Place Rouppe 17, 1000 Bruxelles
Rooms
67
Open
unknown
Design
Unknown
I feel(Evaluation Criteria)
  • Public Space★★★
  • Service★★
  • Room Layout★★★
  • Room Comfort
  • Bathroom★★★